2018-01-13から1日間の記事一覧

スピン

古典解析力学では、系が回転対称性をもつときにネーターの定理から導かれる保存量を角運動量と呼ぶのであった。 量子力学的粒子は固有角運動量を持つことが知られている。3次元空間での回転をつかさどるLie代数はsl2=su2=so3である。それぞれの軸に対する無…

量子力学

量子力学では系の状態があるヒルベルト空間の元(状態ベクトル)であらわされ、物理量(観測量)はその上のエルミート作用素(より強く自己共役作用素であるべきだが一般には満たされない)によってあらわされる。状態ベクトルψが観測量Aの固有ベクトルになっ…